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  • 執筆者の写真(s)ynergetics

牡牛座の月食・天王星食





蠍座の太陽は水星と金星とコンジャンクション、

真向かいにある牡牛座の月は天王星とコンジャンクション、

この2つの間に地球がいて、太陽の光を受ける月の中に地球が影を作ります。


今回は月食図とタロットを合わせてリーディング。

日食・月食を形成する軸を、占星術ではドラゴンヘッド・テイルと呼ぶのですが、

ウロボロスのように、龍が惑星を呑み込む=輪廻転生のメタファーなのです。

今回は月食と重なる天王星食なので、天王星が新しく生まれ変わるという影響力は強力かと思います。

2021年から水瓶座時代が到来しましたが、水瓶座(風の星座)の支配星は天王星。

天王星のエネルギーはこれからの時代を生きていく上で重要な鍵。

私たちの意識は主要な10の惑星と、そのほかたっくさんの星々のエネルギーと繋がっていますが、内なる天王星エネルギーが刷新されるということですね。





タロットから読み解くこの天王星食のメッセージは、

天王星は独自性や人類皆兄弟的意識を表しますが、

内なる天王星意識を引き出していくとき、

すべてに開かれ、真に公平であることへの「抵抗」と向き合う必要があります。

争いは自分を守るために起こります。

権力やヒエラルキーによって恩恵を受けた体験も苦しめられた体験も、

私たちの魂はどちらも体験している。

愛を勝ち取ったことも奪われたこともあるでしょう。

私たちは被害者でもあり加害者でもある。

古い記憶の中にある、自己を守るための争いの中で抱えたあらゆる恨みを手放す時代が来ています。

争いを引き起こすエゴを知り、感情を癒し過去を許すことができたとき、

真の公平さを理解することができるようになる。

表層的ではない、真の水瓶座的共有意識を手に入れることが

時代の流れに乗った選択をするための鍵になるとも言えそう。

今後宇宙人・UFO情報もさらに開示されそうな予感!

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そして太陽チーム、月チームに対して土星がTスクエア(90度)を形成。

ちなみに双子にある火星は10月の末から逆行中で、

山羊の冥王星とクインカンクス(150度)

魚座の木星と海王星も逆行中

今回の日食・月食はかなりドスが効いております。

食のタイミングというのは、隠されていたものが明るみに出やすいので、

もやもやざわざわする感覚を感じていた方も多いのではないでしょうか。

牡牛座と蠍座という性質上、

カルマ的欲望、執着、恐れに関わるものが浮上していると思われます。

カルマというと蠍座の支配星でもある冥王星なんですが、

火星と150度である冥王星から感じるのは、

いま浮き彫りになっている出来事や感情に対して、注意深く、焦らず、

意志と感情と行動をコントロールすることを求められています。

感情や欲に駆られた行動パターンに陥るのではなく、

一歩立ち止まって、というか、宇宙が立ち止まらせてくれそうですが、

魂の意志はどこに向かおうとしているのか確認してみること。

エゴを満たすための行動、発言をしようとしてないか

相手を責めることで自分を守ろうとしてないか

冷静に俯瞰する視点を意識してみる。

現在、円安やエネルギー問題、物価上昇が起きたりと

生活の基盤を脅かすような現象が起きています。

こんな時は集合無意識にも不安が高まり、

知らず知らずに不安に根差した選択に引っ張られがち。

だからこそ、

何を選ぶとワクワクするのか、

何をしたらほっとするのか、

何を手放したら心が軽くなるのか、

魂の目的のために何を必要としているか、

あなたの「五感」に耳を傾けることが必要です。

損得勘定や社会的な価値基準に流されて選択することは、

結果的に魂に背くことになる場合も。

あなたらしく、あなたにとって豊かで幸福な道を進むために、

現実的な日々の小さな選択を、一つ一つ丁寧に積み重ねていくことが

来年からの発展と進化に繋がっていくようです。

心がホッとして温まる感じ

それを大事にしましょう。

これから冬至に向けて長い夜が始まりますが、

みなさまに、あたたかく祝福に満ちた冬が訪れますように。

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