大変お口が悪いのですが、
光ばっかり求めてる人の言動、世界観が気持ち悪いのは
欲から目を背けてるから
と思っております。
本質的ではないのです。
美しく人の心を強く惹きつけるものはいつでも、
深い闇に降りていった者にしか手に入れられない強さがあり、
純粋な「光」を放っていると思います。
純粋な美しい光は濃く深い闇の中にあるのです。
かく言う私は、自分の闇=月からひたすら逃げておりました。
わたしの太陽(射手)と月(お牛)のように感情と精神が乖離しすぎていると、
相入れない二つの性質の扱いが厄介で、
感情表現や欲求を行動に移すことが困難だったりします。
自由と理想を求め、大雑把な射手座男は
感受性の強い牡牛の女心がめんどくさくて放置し続け、
20代のわたしは自分から逃げまくり迷走していました。
そのごホロスコープで、自分の月がズタボロであることを目の当たりにし、
びっくりであるのと同時に腑に落ちました。
こどもの頃からどこにいても孤立し、
心の奥に常に空洞のような絶望感があったから。
あぁ早く帰りたい。。
。。ってどこにだよ?
ってずっと思っていたから。笑
知らず知らず占星術に救いを求めていたんだなぁと
今となっては思います。
人と比べて自信をなくしたり
人の意見や評価を気にしすぎたり
自分の道を歩むことが怖かったり。
それもこれも
「自分らしく生きていい」と思えないインナーチャイルドがいるからです。
だけどその苦しみを体験しなくては見えない世界があるから、
魂は体験することを選びました。
ホロスコープの中で
魂の目的、魂が繰り返してきたパターン、今世での課題は
冥王星が表しています。
(わたしのリーディングでは冥王星のノードも読みます)
冥王星が象徴するのは死と再生、超意識、闇。
意識の一番深く暗いところに、純粋な魂の光があると言うことだと思っています。
今世での課題は、しばしば無意識に避けていることや苦手なことだったりします。
「弱さ」と向き合わされる事柄だからです。
でもそこに向き合っていくことで一番救われるのは自分です。
誰にも邪魔されない、唯一無二の道です。
以前お客様に、ご自身の心と向き合うワークを提案すると、
涙を流して拒絶される方がいました。
わたしはその恐れを受け止めて、恐れている自分を認めてあげて欲しいと思いました。
パンドラの箱を開けるのは誰にとっても怖いことです。
少しずつ心の準備をしていけばいいと思います。
でもその箱を開けるのはいつでも自分にしかできない。
占い師やセラピスト、ヒーラーは、
その箱を開けるために必要なガイドやサポートをするだけ。
有名な占い師のとこに行ったら人生が変わるかもとか
高いヒーラーにやってもらったのに治らないとか
そういう宗教的な期待と他力本願は完全に断ち切る時代だと思っています。
だから占い師も、みんなが自分で感じて、考えて、自分で癒すベクトルを
もっとはっきり出していかなきゃいけない。
次回
キラキラの本質にあるドロまみれの欲望 ~金星の真の意味〜
Comments