12月20日は木星が牡羊座入り(春分点通過)、
続いて21日(日本時間22日)太陽が山羊座入りする冬至、
さらに23日は山羊座の新月を迎えます。
木星は11月24日に逆行を終え、
射手座の新月以降は流れが軽くなってきていましたが
この新月でどどっと2023年のエネルギーに切り替わっていきそうです。
まずはさらっと牡羊座木星の影響について触れていきます。
木星は2022年5月11日に牡羊座入りし、4ヶ月の逆行中に一旦魚座に戻り
(10月28日〜12月20日)
改めて牡羊座に入って2023年5月17日まで滞在します。
22年の4ヶ月間の牡羊座滞在期間は、いわば準備段階。
この期間に構想したことや活性化させたテーマなどは、逆行中に見直しや調整期間を経て、2022年12月末から23年5月までに本格的に起動させることになります。
また、4月21日はヘリオセントリックで木星と地球が会合するポイント。
この辺りは重要な出会い、切り替え、決断などのイベントが起こりやすいタイミング。
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木星は12年周期で動いています。
牡羊座は12星座の最初のサインにもあたり、
オギャーと生まれる赤ちゃん的ピュアなパワーなんですね。
拡大の木星が春分点を通過することで、
12年に一度の新しいサイクルが巡ってきている感がありますが、
来年3月には土星、冥王星など動きの遅い天体の星座移動が起こりますので
今年〜来年早々に古い幕を下ろし、新しい幕開けを迎える方も多いのではないかと思います。
木星は射手座の支配星、牡羊座は射手座と同じ火の星座ですので、
木星にとっても気持ちよくノリノリパワーを出しやすいところ。
普段は腰が重く慎重派の方でも、5月までは瞬発力、決断力、勇気を持って行動を起こしやすくなりますので、ぜひ行動を!
ただし気持ちが先走ったり見切り発進してすっ転ぶ、ということにならないよう
お馬さんの手綱はしっかりとコントロールする必要はありそうです。
これまでずっと、勇気が持てなかったことや行動に至らなかったことなども
結果や評価を考えず、純粋な好奇心と情熱、喜びの種に意識を向けてみましょう。
直感、サイキックなインスピレーションに開かれやすい時でもあるので、
大自然に触れたり、スポーツで体を動かしたり、
内なる「火」を活性化させることを心がけると、牡羊座の木星のエネルギーを取り入れることができます。
続きましては21日冬至、そして23日に山羊座の新月を迎えます。
この冬至・新月は、来年3月の大きな星のイベントへ繋がるとーっても重要な節目。
3月8日 水瓶座土星が魚座に移動 (魚座の海王星と並ぶ)
3月21日 春分
3月22日 牡羊座新月
3月23日 山羊座冥王星が水瓶座に移動
3月25日 双子火星が蟹座に移動
はい〜。。。3月の天空は非常に大忙し。
巷でも2023年は大変化の年!と言われていますが、
冥王星が水瓶座に移動(16年に一度)するということは、
山羊座時代が終わり、新しい時代の幕開けというわけです。
2021年の冬至グレートコンジャンクションにはじまった水瓶座の時代が本格的に始動していきます。
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話を戻しまして冬至・新月図ですが、
ちょっと気になるのは、またもや感染拡大とそれに伴う対策が起きやすいかもな。。というところ。
良くも悪くも、社会的事象が与える影響力が大きくなりやすい配置をしています。
感染症対策、免疫アゲ対策は入念にした方が良さそうです。
さて全体の星を見て思うことは、
私たちがそれぞれに作り出している「仮想現実世界」から意識を解放すること。
仮想現実。バーチャルリアリティ。
自分を閉じ込めている思い込み
自分に対して抱いているセルフイメージ
埋没していく日常の世界
と言い換えることもできます。
タロットカードで言う「悪魔」を思い出すのですが、
このカード、悪魔に鎖で繋がれた男女が描かれていますが、この鎖ってじつはゆるゆるで簡単に首から外すことができるのです。
自由を奪われ囚われていると思い込んでいる意識を描いているんですね。
遡ること2週間前、かなり強烈なビジョンを受け取りました。
私は巨大なブラックキューブに閉じ込められていて
私の内部にもブラックキューブがあり、完全な無の空間になっている。
何もかも吸い込んでいく強烈な「無」です。
そこからワークが始まって、このブラックキューブが何なのかが明らかになって、めちゃくちゃ深い気づきと癒しが起きました。
ヨハネ黙示録を思わせるビジョン、意識が作り出す呪縛。
シンクロやサインを拾いながらもう少し深く降りてみよ〜という段階です。
それで新月図を見たときに、なるほど!と納得したのです。
私たちが閉じ込められている「仮想現実」
目の前に360度広がる物質世界
思い込み、セルフイメージ、囚われている意識って自分で全て作り出していますが、
それ自体に気づかず無自覚であることがほとんど。
悪魔のカードのように。
私たちが見ている「3D世界」は集合意識が生み出しているバーチャルリアリティで
そこで笑ったり怒ったり泣いたり嘆いたり罪悪感に苛まれたりしています。
この世界から自分を解放するため、抜け出していくための「扉」を
顕在意識は探しがちなんですが、探すべきは扉ではなく、
埋没している泥の中から逃げずに、どろんこの闇の中で感じている痛みや苦しみを感じきることなんですね。
逃げずに泥を感じきったときに、闇の中から光が表れる。
自分が苛まれている記憶や感情を体験しなければ得られないお宝があって、
その宝は「魂が望み求めていることを体現する自分」
高次のセルフイメージです。
スピな言い方だとハイヤーセルフとも言いますわね。
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新月のサビアンは山羊座2度
「ゴシック教会の3つのステンドグラスのうち一つは破壊されている」
この度数は、外側からの攻撃によって心身に受けるダメージを表します。
太陽・月に対して牡羊座の木星がスクエア。
このアスペクトって脱線とか逸脱とかを意味するのですが、太陽に対して木星がケンカ売ってきて話があらぬ方に逸れてく、みたいな笑
集中力とか目的意識、気持ちが揺さぶられるようなことが起きやすいそうです。
でも、揺さぶられ脱線することで到達できる領域があって、それを示唆しているように思います。
そして癒しを表す小惑星キロンは牡羊座の12度。
太陽から最も離れる遠日点にあります。
キロンが遠日点にあるとき、遠くて深い宇宙意識から救いがもたらされます。
つまり、そこそこ満足感を与える癒しやヒーリングではなくて
意識の深いところに作用していくもの。
自分の中から湧き上がってくる違和感や気持ちを揺さぶるノイズによって方向性を見失いそうになったとしても、それがなければ気づかない本音や情熱があるのかもしれません。
冬至から春分に向けて、何かしらの自分が囚われている感情、セルフイメージ、
習慣というものから魂を解放していくために、
囚われてている状態をしっかり体験しきって終わらせていくフェーズにいるのではないかと思います。
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