24日は射手座の新月です。
新月を迎えると同時に、射手座の支配星である木星が順行に戻ります。
牡羊座にいた木星は7月末から4ヶ月間逆行し、一時的に魚座に滞在。
2022年の上半期に発展させたことを一旦足を止め振り返り、忘れ物を取りにいったり、
反省会をしたり、熟成させる期間であったわけですが、
いよいよ再始動させるタイミングとなります。
この木星は太陽・月と120度の調和的な角度を作っています。
木星のそばに海王星もあり、宇宙のダイナミックな追い風を感じさせます。
新月のサビアンは「海の白波」
風に煽られて波が沸き立つ瞬間、わっと盛り上がる歓声など
一種の興奮状態のエネルギーを表す度数です。
心から喜びを感じること、表現する喜び、創造する喜びへの欲求が高まるとき。
ただしそれを一時的なもので終わらせず、発展的にこのエネルギーを使うためにも
自分の根っこに繋がっている「喜び」を見出したいものです。
才能や能力は自己承認欲求をみたすのみならず、
自分の才能や能力を輝かせることが、人も自分も喜ばせることができる。
どんな個人的喜びであっても、世界への貢献に繋がっているということを思い出させてくれるとき。
なんならその才能を使わないことがどれだけ罪深く、
才能や使命を迷いながら悩みながら、
立ち止まり進んできたプロセスがどれだけかけがえのないものであるか。
もしも今の自分や今ある状況を褒めることができないとしても
すべての経験と時間は、才能を開かせるプロセスであったことをまず受け止める。
使命に必要な学びであったと気づくこと。
過去の中にあった喜びの断片が、これからの新しいステップのヒントにもなるはず。
余談ですが、12星座は春分点の牡羊座から始まり魚座に終わる、
ぐるっと魂の成長を表しています。
冬至前の暗く長い夜の季節に射手座というサインがあるのですが、
一つ前の蠍座(水の星座)から射手座(火の星座)への移行は、
12星座中で最も低いところから高いところへのジャンプなのですね。
非常に高低差があるのです。
しかも井戸の水でべっちょベチョの状態から飛び上がるのは簡単ではありません。
蠍座の水は井戸の中の水を表すと言います。
射手座の火は空に輝く星を象徴します。
深い深い井戸の底にたどり着いたら、どん底の中から空に輝いている星を見る。
狙いを定めて、飛べることを信じて。
それが蠍座から射手座へのジャンプだと思います。
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引き続きスクエアしている天王星と土星は、
良い意味で古い信念や習慣を壊すきっかけを与えてくれそうであります。
慣れ親しんだ人付き合いやその土地その土地の常識、美徳に縛られて
自分の言葉や感情を飲み込んでしまうとしたら、心を殺しているのも同じ。
過去ではなく今の自分の喜びに忠実であることを基準に選択する。
相手を攻撃や否定することなく、
どうすれば自分に嘘をつかずに信じる道を生きることができるのか
そのきっかけやヒントが訪れるかもしれません。
2022年は全体的にサクサクと進まない、けど
地味に濃く密度の高い時間を過ごされている方が多いと思います。
(東洋占いで今年は五黄土星だし)
この新月からすこーしずつ流れが動き出し、
12月8日の満月以降、いよいよ流れが変わるのを感じられるかもしれません。
満月チャートはこりゃまたエッジが効いているので、ちょっと楽しみ♡
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